こだわりの楽器屋: Music One Workshop (モンタナ州 USA)
Music One Workshopは20年近くUSA MontanaでMiletichという親子が やっている楽器屋/ギター工房だ。 彼らはわざわざメーカーの工場まで行ってできの良い楽器のみを 仕入れて来る事もしばしばあるそう。 それ以外の楽器で彼らが気に入らない物は即返品している。 これが毎週約5本から7本あるというのだから、かなり頑固なこだわりだ。
又、彼らはFenderのゴールドレベル、シルバーレベルのテクニシャンの 資格があり、すべての楽器は店に出す前に彼らのいう「ゴールドレベル」の セットアップとテストをするのだそうだ。
もちろん改造も大得意でカスタムギターの製作やダブルストリングベンダー 取り付け等も扱っている。
TDPRIでもしばしば話題になるほどで、通販で物を買う事が(日本よりは)多い アメリカでも「こういう楽器屋から買うなら安心」みたいな気持ちになれる。 ギターメーカーとか工房が自分の製品にこだわるのはわかるが、楽器屋が ここまでやるってところがすごい。日本にもこんなお店ってあるのかなー?
あっ、これは筆者の正直な感想で、別にここからお金とかもらってないですよ。
さてさて。彼らのサイトでテレキャスユーザーにとって興味深いページが あったので以下に翻訳転載させていただきました。
Music One Workshop : The Master Series
Telecaster Bridges![]() ![]() Master Series Telecaster Bridgesはクラッシックなテレキャスターの音を 損なわずにオクターブ調整の問題を解決します。 pickupの磁界を拡げる「鉄製」プレートのオリジナルFender52年Reissueの ブリッジをベースに使用。 下方のエッジはフィンガーピッキング時の邪魔にならないよう約1インチに 渡ってカットが施してあります。 フロント側の各コーナーには小さな穴が追加され、よりタイトにスクリュー でBodyに密着させる事が可能となっており、サスティーンが向上します。 ブラス製サドルはオクターブ・ピッチを合わせるために計算された角度が つけられています。さらに、通常より大き目のスクリューとheavy-duty スプリングを使用する事によって安定性の向上をはかっています。 オーダーする時に、貴方が使用するストリング・ゲージを教えて下さい。 私達がそれを元に計算して正しい角度を付けます。 <<<参考資料>>> Fender Vintageの鉄製ブリッジプレートについて (by セイモア ダンカン) Q: Fender テレキャスターの鉄製ブリッジプレートとダニーガットンモデル に使われているステンレスブリッジプレートとは何が違うのですか? A: シングルコイルを鉄製のブリッジプレートで使うとpickupからの磁界が 拡がり、ユニークなクラッシックサウンドが生まれるます。 同じpickupをステンレスのプレートで使うと磁界が拡がらないから 明るい、よりクリアーなトーンになります。 Joe Bardenとかのrail pickupは鉄プレート使ってはいけません。 なぜなら、プレートがN極とS極両方にさらされる事になるので pickupのクォリティとか効率を妨げてしまうからです。 rail pickupにはやはり磁気を帯びないステンレスかブラスプレートが 良いでしょう。 私はテレキャスにブラスプレートというのは好きではありません。 テレキャスの音が変わってしまう気がしますからね。 普通プレートはニッケル、クローム、又はゴールド加工されて いるから、まず材質をチェックする事ですね。 クラッシックなテレキャスの音が欲しい人は鉄プレート (磁石がくっつくやつ)を使うべきですよ! |
ゲージによって角度変えるって所に「こだわり」を感じてしまう。
あと、ダンカンのコメントもためになって良い。
彼によればレール
タイプのPUはブリッジプレートとセットで考えないといけないようですね。
(でもジョー・バーデンの意見はダンカンのとは全然違っています。
ジョー本人のコメントはこのページにあります)
という訳で彼らのSiteはここ ==>
Music One Workshop
改造プレートと改造サドルのセットで$100くらいです。
これを日本に送ると送料は多分1000円から2000円の間になるでしょう。
えっと、オーナーズ・レポートにあるように現在は筆者もここのプレートと
サドルを使っています。BBSにPOSTされたこのブリッジに関する発言や、Music
One
のLarry氏とメールや電話で話をしたので、更新情報です。
直接英語でオーダーのやり取りしたくないって人は
筆者が変わりに買ってあげてもいいですよ。
(しつこいようですが筆者はここから金をもらってません)
| BBS、メールより: テキーラさん: 私は、katsumiさんにお願いしてMusic Oneのブリッジを送って頂き、愛用してます。 因みに、 このプレート鉄製で、ニッケルメッキしてありますが、 別に気にはしてませんが、エッジ部とかの R部分のメッキが薄く、もう錆びてきてしまいました。 Katsumi: え、そうなんですか? 私のはまだ大丈夫です。この差はなんなんでしょう? テキーラさん: やっぱ個体差じゃないでしょうか? でももうWPC処理して、ラッカー吹いちゃいましたから、大丈夫です。 Katsumi: しかしやっぱ原則USA製は造りが雑って事ですかね? テキーラさん: ええそうだと思います。だから上記の通り、個体差が大きく 当たればすっごくナイスなもので、ハズレたら目も当てられないのでは?? いずれにしろ、音的,機能的にMusic Oneのはナイスだと思います。 |
| 「元に戻せない改造はやりたくないので追加のネジでBODYに穴を開けたくない」 ---> Music Oneにオーダーする時には「プレートに追加の二つの穴を開けないで」 というのも可能でした。 |
| 「私の使用弦のゲージは1弦から 011 014 018p 028 038 048 1弦から3弦がプレーン、4、5、6弦は巻き弦です。 katsumiさんのはオーナーズ・レポートによると008から011の範囲とのこと。 011だから許容範囲ってのじゃなくてできれば011が真中(一番ぴったり)にくるように 調整していただければありがたいです。」 ---> Music Oneに問い合わせた所、このような厳密なオーダーにも 適確に対応できるとの事。「当然その場合は角度設定が違う」と言ってました。 (いったいどんな機械でそんなに精密に設定できるんでしょうね??) ハズレを引いてプレートが錆びるのイヤだぞって人はサドルだけオーダーしても 十分意味がありそうです。 |
久しぶりにMusic Oneのラリーに聞いたら、最近はcarved edge と
saddlesをきれいに磨いているんだそうです。
もし私に注文して欲しいって人がいたら、使ってる弦のゲージを教えて下さいね。
それによって最適な角度を付けてくれるので。
サドルは
brass,
各弦専用に溝が付いたsteel saddles,
threaded type,
普通のsteel saddles
のどれか好きなのが選べるそうです。