Arrowland Project

(last updated 2001/08/09)

デヴィ♪テキ〜ラ♪ピロシキ さん
Fender Japan Dr.K モデル



Part1


遂にDr.Kモデル手に入れることが出来ました。
それについて現在までの(一昨日買ってきたばかりですが・・・)
レポートをお送りします。

カラーはファンシーゴールドです。
それと、ついでにアメリカはゲーターのハードケースもGetしました。
これはケースが半分に折れ曲がりギタースタンドに早変わりするというスグレもん。
でも、買ってみて分かったのだけど、超重いのが難点。

さて、Dr.Kモデルだけど、家での72テリー改との比較試奏結果は、
(スタジオでのデカイAMPでの音だしはまだやってないので、その結果は後日に・・・)

まずチューニング。弦の張りが安定するように各弦を強烈にベント。
するとアレ〜???ベントするたびにブリッジから“バキッ!”と変な音がするなあ〜

原因は、ブリッジプレートはボディーに4本の木ネジで固定されてるのですが、
そのネジが短く固定不十分なんです。

新品という事もあり、ネジが緩んでるのかな?と、思ったら、案の定緩んでいて、
増し締めしたらネジが4本ともバカになりました。このネジ短すぎるよ。
(バカ力で締めてないですよ。仕事柄、ネジの締め付けに関してはかなり気を遣いますから)
で、バラしてみるとネジ穴が上がってました。

それで取あえず、以前投稿させてもらった、「バカになったネジ穴修理法」でネジ穴修復して
再度 締めたけど、またネジ穴上がってしまって。。。ネジ穴修復不可能。
やっぱ最初思ったとおり、このネジが短すぎるよ。
全長16mmですよ。有効ネジ長は11mmくらい。

それにボディーがヤワ過ぎるね。
いくら有効ネジ長11mmと言っても、このネジが4本もあるんだから
弦のゲージにも依るけど、40〜70kgあると言われてる弦のトータル張力を
受け止められないわけはないけどなあ。

実はあとで分かったのですが、やっぱボディーがヤワだったんです。
柔らかいって言うのかな?硬度が足りない?密度が低い??って言うのかな、
とにかくヤワなんです。

ボディーにネックを固定する4本の木ネジをネックプレートを介して締めるじゃないですか、
このネジをチェックしたら、やっぱこっちも緩んでいたので
(さっき書いたように新品では、やむおえないことだけど)増し締めすると・・・
いくらなんでもこっちはネジ穴上がらなかったけど、
代わりにボディーのネジ穴周辺が陥没してしまいネックプレートが湾曲してしまいました。
「へこんだボディー」,「ネックプレート反り」の2枚の写真を参照下さい。

へこんだボディー ネックプレート反り


これじゃ強烈ベント(2弦18フレで4度ベントくらい)を頻繁にステージでもやる私には
ブリッジ固定不足。
で、結局手持ちの倍くらい長さのある全長31mm程のネジに交換。
そしたら、強烈ベントかませてもビクともしなくなりましたよ。
写真「ねじ比較」ご参照ください。

ねじ比較


まとめると、強烈ベント時の異音は、ブリッジ取り付けネジが短かったのと、
ボディーがヤワだったのが原因でした。

最近の材ってこんな程度なのかな??
今まで所有してた50年代から70年代のギターではこんなことなかったけどな〜。
そういや、80年代後半だったか、90年代初頭だったかのF/Jのジャズベでも
今回ほどひどくなかったけど、同様のことあったなあ〜。

そうそう、ブリッジ関連ではあと、サドルが全て高音弦側に斜めに傾いてたんですよ。
サドルには六角レンチでサドルの高さを調整する為のイモネジが2つ付いてるじゃないですか、
左右の高さを揃えるために(?)、あのネジが左右均等に締め込まれてなく、
何故か、サドル6個とも高音弦側が低くなってて、工場出荷前セッティングした人の癖?
それとも何か意味があるのかな?

さて、このブリッジの固定と、ネックの固定を強固にした結果、出音はファットになりました。
繊細な高音弦のチャイミーなサウンドは少しスポイルされた感があるけど、
一番最初に弾いたときのフロントとミッドのゴールドレースセンサーの、
妙な中域のブーストされたような、はたまた、鼻をつまんだような感じの音は完全になくなり、
リアーピックアップでは問題なかったけど、やはりフロントとミッドで感じられた、
サスティンのなさというか、減衰音がノイズゲートのスレッショルドレベルを上げ過ぎた時のように
プツッと途切れてしまうのもなくなったので、OKでしょう。

チャイミーサウンドはエージングと共に復活するでしょう。

それから次にしたことは、72テリーのローズ指板ネックへの交換
私は兼ねてから、今までの経験で、エレキギターでは、ピックアップを除くと、
音に一番ウェイトを占めてるのはネックで、その影響は7〜8割くらいと思ってます。

で、今回もこれを確認するためと、新品ボディーに30年前から弾き込まれたネックを取り付けたら
どんな感じになるのか試してみたかったのでやってみました。
写真「Dr.K+ローズネック」をご覧下さい。

Dr.K+ローズネック


結果は72テリーの音になってしまいました。
やっぱネックが出音に影響する割合は相当なものですね。

でも、元に戻しました。何かギターがネック交換をイヤがってるように感じたから。

次に多分、元張られていたのは0.09ゲージセットの弦だと思うのですが、
0.095ゲージセットに換えました。それから、0.10のゲージセットにも換えましたが、

結果、0.10ではテンションきつ過ぎ(ストリングガイドを緩めてもNG)、音が繊細でなくなる。
0.095ではやはりチャイミーサウンドがなくなる。
結局、元から張られてた0.09ゲージセットがベストでした。

私が事あるごとに言わせてもらってる、ナットの溝深さですが、案外フレットボードから溝底まで
距離がなく、イケてます。一般的な押弦する力ではOKでしょう。私にはもうチョイ深いと助かるけど。

ただ、3弦の溝への弦の掛かり具合が浅く、ステージで舞い上がって弾いてて弦を強力にヒットしたら
多分外れるだろうな〜。まあこれついては次回のステージ(7/21)で使ってみた後、書かせてもらいますね。

あとナットは最初のうちチューニングするとカキコキ鳴ってたけど、
1〜2時間もチューニングしてるうちに当たりがついたのか、スムーズにチューニングできるようになりOK。

フレットは、低すぎず高すぎず、太すぎず細すぎずで良い感じ。
響きも極普通だし。個人的にはもうホンのチョッピリ低いとありがたいけど。
フレットのエッジ処理も及第点。1弦側がもうチョイ引っかかりにくくなるとベストだけども・・・

ペグは動きもスムーズでナイス。

ネックは現時点では変な反り,ネジレ,波うち等なく、どのフレットでもビビリ音もなくOK
ネックシェイプも最初少々太いと感じてたけど、すぐになれてok
指板Rはどのポジションにおいてもチョーキングで音が詰まることなくナイス!!

ボリュームの効きもトーンの効きもスムーズでナイス
欲を言うと(好みからすると)もう少しボリュームはゆっくり立ち上がって☆いけどOK

ピッックアップセレクターは5ポジション
更に中間位置にセットして、7音色が得られるけど、
ステージでは私はきっと使い分けきれないなあ

好みの音は、セレクター位置が2と3の中間の全ピックアップ作動状態時と
3のフロントとリアーミックス時と
4のミッドとリアーミックス時のハーフトーンと
5のリアーオンリー時

この4つでいいから、簡単にこの音が得られるように改造しよっかな???

セレクターの切替感はバツグンです。

塗装は最初に書いたとおりゴールドカラーで、
スパークルになってます(ゴールドって普通スパークルなのかな?)
このラメがとても細かいんです。
私が以前所有してた、72年のレスポールDXのスパークルレッドは、
このラメがデッカク、もうギラギラもんで、どこぞの工房が写真取りに来たほどです。

74年のスパークルブルーのDXも所有してましたが、
この年になると、もうギラギラ感はなく細かいラメになってました。
と言っても、今回のゴールドに比べるとかなりデッカイ ラメでしたけど。。。
もっとも、当の本家本元ギブソンでも72年頃のギラギララメは
もう出来ないとの事だそうですが・・・

やっぱギラギラ感がもっとあった方がゴールド!!!って感じするから、
頑張って欲しいなぁ 技術の日本!!

色そのものは、大変気に入ってます。
でもレッドとブルーの方はマッチングヘッドなのに
何でゴールドだけマッチングヘッドじゃないんでしょ?
私 マッチングヘッド好みじゃないので、この方が良かったんですけどね。

あと塗装が厚いかな?って感じ
私塗装のこと全然知らないので、あくまで私の感触だけですが。
ボディーが何か暑苦しいよぉ〜って言ってるみたいで。。。

で、重量は、72テリーより軽いです。というか、私の72テリーは結構重いです。
で今回両者のネック外して分かったんですけど、
72テリーはネックが重い。ボディーだけの比較では、Dr.Kモデルと同等重量。

ネックはDr.Kモデルとても軽いです。タイムレスティンバーネック並では???
何で72テリーのネックはあんなに重いんだろ?
ローズって重いの???でも72年のローズ指板厚って1mmあるかないかだしなぁ
やっぱメイプル材の個体差???

それからネックポケットについて、Dr.Kモデルは案外タイトに精巧に仕上げられてて
ネックとのはまり具合もガタ一切なしでバツグン!!
それに対し、72テリーは、ガタガタ。厚紙のシムまで入ってる。。。
まあこのガタ利用して、指板の端から弦までの距離を調整できて
それはそれで使えるんですけどね。やっぱガタは精神衛生上よくないですね。
写真「72テリーネックポケット−1」,「Dr.Kネックポケット」をご参照ください。
♪同じ角度からの写真なくってすいません。

72テリーネックポケット−1 Dr.Kネックポケット


それと、ピックガード固定ネジの頭が大き過ぎって感じ、直径約10.5mm
72テリーのそれは約9.5mm この1mmの差が視覚的には大きく効いて
Dr.Kモデルの方は既述の通り大きすぎっていう風に目に映ります。

ピックアップキャビティーのザグリはフロントとミッドで違うんです。
それがどうこう言うんじゃなくって、とにかく違います。
生産性の面から???写真「Dr.Kピックアップキャビティー」参照下さい。

Dr.Kピックアップキャビティー


コントロールキャビティー,リアピックアップキャビティーのザグリは上々だと思います。

最後にロックタイプのエンドピンに付け替えて完了
このときもネジ穴が上がったですよ。ったくヤワなボディーなんだから・・・

いろいろ感想,意見を言わせてもらいました、かなり気に入ってます。
新品ギターでここまでよいと思ったのは久しぶり。。。
もしかしたら、メインギターに取って代わるかも。
そんな感触です。

デカイ音,ライブで使っての結果は、また後日書かせてもらいます。

長々と書かせてもらって、あと写真が多くって、それも解像度の悪いのばかりですいません。

ではまた。。。

 

Part2


Dr.Kモデル改造しました。


自作コントロールプレートを付けて今日スタジオに入って、
いつものAMPでデカイ音量で試奏してきました。

結果は、30年前のAMPでは、マスターVol.が付いてるとは言え、
ピックアップの出力が小さく、
私の好みからすると、歪み量が足りませんでした。

チューブスクリーマーTS−9をONにすればOKですが、
常時ONは好みではないので・・・
いつもはAMP直の音使ってます。

リアーピックアップは、音質は耳障りな高域もなく、
意外とファットで、出力を除けば、クウォーターパウンドよりナイスでした。
これいいですね〜。ダンカンJDでしたっけ?

しかし、若干ハウリッぽかったです。
これは でも、再含浸の必要はなくエージング(弾き込み)で
解消すると思われるレベルでしたので安心です。

フロントとミドルのゴールドレースセンサーもピックアップ出力を除いて、
今まで私がレースセンサーに抱いていたイメージを覆す、
ナイスなサウンドでした。
何故だろ?今まで数種類のレースセンサーを
複数回に渡って試奏したのですが、
躍動感のない、冷たいクール過ぎるサウンドだったのに・・・

今回は温かみがあるにも拘らず、透き通ったチャイミーな高域で
抑揚の付け易いサウンドなのです。

ハーフトーンは、どのピックアップとの組み合わせにおいても
とても綺麗な、心地よいサウンドで、しかし、か細くならず
使えるサウンドでした。病み付きになりそ。

これもまた今まで私がハーフトーンに抱いていたサウンドを
覆すものでした。それにしても良い音。

しかし、テリーって、まともなピックアップをフロントに付けると
どんなピックアップも低域過剰になりませんか?
今回もそうでした。不思議だなあ〜
♪まあ 使用するAMPにも依るんでしょうけど。。。
私にはこれではフロントオンリーで使えないかも・・・
対策しなくっちゃ。

ということで、デカイ音での試奏は終り。
やっぱ家での試奏後に思ったとおり、
曲によっては、メインのギターに取って代わりそうな感触でした。

で、家に帰り、ピックアップの出力不足を補うべく
プリアンプ取り付けに着手しました。

で、コントロールパネルを外して・・・・
改めてコントロールキャビティーを観察すると・・・
アレレ???側面が割れてるよ。しかも変な打痕もある。
割れはその打痕までつながってるように見えるよ。







まあ見えないとこだからいいけど、ちょっと悲しかった。精神衛生上良くないよね。
高いお金払って買ったのにね〜(と書きつつ、実はほぼ半額でGET)

話しは戻り、プリアンプ取り付けだけど・・・
プリアンプ付けるのに抵抗ある人って、結構いると思うけど、
72テリーにも付けて使ってる、フェルのSB3000は良いですよ!!!
プリアンプによくある人工的な音,冷たい音 一切出ません。
逆に音が若干太くなるもんねー。
やっぱこれ名機だよなあ。

これをバラバラにして、プリアンプスイッチを取り付けて、
もう一個の穴からゲイン調整用トリマーを覗かせてやって・・・
これも無理やりやってしまった。。。ハハハ。

それとL型ジャック付きケーブルが使えるように、
72テリーと同じくジャックカップ取り外して・・・・・

ジャック取り付け用プレートなんだけど、
72テリーでは“コ”の字型で真ん中に穴が開いてたけど、
Dr.Kモデルは湾曲したプレートに穴が開いてるだけ。
これで大丈夫?って思ったんだけど・・・

ジャックカップ取り外しただけでは、ジャックがまだボディー内部に
引っ込みすぎててNGなんで、このプレートを取り外しました。
で、再度浅めにセットし、・・・
これがほんと全然フニャフニャで、ジャックが固定できるか心配しましたが、
ジャックを差し込んで、ナットで締め上げていって納得。
ナット締めていくと、プレートの湾曲が平らになる様に動くのでした。
当たり前か・・・

だから締めればプレートが突っ張ってジャックがしっかりと固定されるのでした。
これアイデアもんじゃない???ナイス!!!
お〜い山田く〜ん座布団一枚やっとくれ〜い。

さて無事ジャック改造も終わって、
プリアンプの配線も終わって、コントロールプレートを取り付ければOK
終わりってとこで、欲が出てきて、コンデンサー換えてみよっか・・・
って思って、手持ちのオイルコンのブラックキャット0.33μFを
試しに付けてみたら・・・ 何かあんましよくない。。。
トーンの効きがスムーズじゃない。

で、元のオリジナルに戻して、こっちはすっごく自然な効きで音もナイス
値段だけじゃ決まらないねパーツは。。。
オリジナルキャパシターのメーカー,容量は不明のフィルムコンデンサー

さあ今度こそ完了。。。コントロールパネルのネジを締める・・・
けど、今回無理やりPOTとPOTの間にプリアンプon−offスイッチ取り付けるため
POTのシャフトにスペーサー代わりのバカナットを1枚多くカマせて
縦方向スペースを稼いだ為
POTが006P電池につっかえプレートがボディーに密着しないのでした。




プレートの中央あたりがボディーから浮いてるでしょ。

まあEっか。。。

それと写真ではPOTとPOTが近過ぎて、尚且つその間にスイッチがあって
使いにくそうでしょ? でもコレがなかなかEのです。
ボリューム奏法(因みにvolは写真ネック寄りのPOTではなくボディーエンド側ですよ。)
やり易く、何故かトーンPOTも回しやすいのです。
それに不用意にプリアンプをon−offしなくって、スイッチはこの位置が最適!!
思わぬありがたい誤算でした。

試奏してみると、20dBブーストが強烈に効いて、でも音質はさっき書いたように
ナイスでオッケー!!

今回配線材やPOTの東コスへの変更は行わなかったけど
今のとこ出音にはマジ満足してるのでしませんでした。

それに何てったって、写真見てもらってお分かりのように、
Dr.Kこと徳武さんの直筆サイン入りだから、
音が良くならないわけないよね!!!!

わ〜い わ〜い家宝だぁ 家宝だぁ!!!

徳武さん改造してごめんなさい。
改造したからってサイン取り消さないで下さいね。。。
今度は精進料理おごらせて頂きますので・・・
?????????????

おわり。

今度のライブでこのDr.K改を使ってみて、感想を書かせてもらいます。

ではでは。。。