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Roy Buchanan
昔のGuitar
Player誌の記事でRoy Buchananについてこんな事が書いてありました。
・・・彼はエフェクト
ペダルを使わなかった。それでも彼はテレキャスターだけで、他の
ギターリスト達がラック式のエフェクト群を駆使して得るサウンドよりも多くの音を
造り出すことができた。多くのテレキャスターのトリック、例えばナットより上での
ベンディング、トーンノブでのワゥ効果、Pinched
Harmonics(*1)等はDanny Gatton
という印象が強いが、実はRoy Buchananによって開発されたテクニックなのだ。 |
こう言われれば気になりますね。
で、そのGP誌、Web等をちょこっと調査してとりあえずかき集めた資料がこれ:
彼がほとんどいつも弾いていたテレは53年製
「僕がオールド・テレを好きな理由は木材、pickupの巻き方、キャパシター、・・・
つまり全部だな。 家には他に54年と55年のも持っているんだ。
これらはもうアンティークだね。ハムバッキングを付けるなんてモナ・リザの絵に
髭を描き足すようなものだよ。」
「アンプはFender Vibroluxを使っているんだ。リバーブが2、これで
ほんの少し響きとサスティーンが増す。VolumeとToneコントロールは全開。
でもギターの方のVolumeは少し押さえておくんだ。必要な時の為に
セーブしておく訳さ。これが、僕がレスポールを弾けない理由なんだ。
レスポールだとギターのVolumeはいつも全開にしておかないといい音が
しない。
でもテレキャスターだと押さえて弾いてもまだ良く響くサウンドが
出るからね。」
彼の誕生日は9月23日 (*2)
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彼のテレに改造が入っているかとか何年のアンプか等は、今のところ全く
わかりません。
ちなみに現在のVibroluxというアンプのカタログの説明はこんなふう:
Custom Vibrolux Reverb
リイシューではなく現代的解釈で再現。アンプ側を10にセットし、クリーンに
弾く時はギター側を押さえる。舞い上がりたい時はギターで調節する。
レスポンスにすぐれたこの40Wフル・チューブにチャンネル
スイッチ等は
必要ありません。・・・・
ピッキングだけで囁いたり叫んだりコントロール可能なこのアンプは・・・・
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なるほど。なんかこのコピー考えた人ってRoyの発言を元にしてるのではないかと
思える位にツジツマが合ってるな。
(*1) Pinched Harmonicsって日本語でいうピッキング
ハーモニックスの事
(*2) おぉーっ!なんと!彼の誕生日は今日ではないか!
(もちろんこれを書いてる今現在は9月23日です)
よりにもよって今日このページを始める気になったのは何か意味があったりして。
彼の霊が働きかけたとか、それとも多くのファンが彼のことを想ったのでその波動を筆者が
受けたのか?「ムー」だ!これはもう「ムー」の世界だっ!!
さて、せっかくRoyの霊にうながされてこのコーナーをスタートしておきながら、4ヶ月以上も
ほっとくというバチあたりな企画になりつつあるんで、ここらでちょっとアップデートしておきます。
まずインターネットで調べたところ、「どれか一枚聴くならば2nd
Album」という意見が多かった
ので買ってみました。 で、いくつか感想です。
Roy Buchanan
SECOND ALBUM |
| こ、これは、、もろオールド・テレキャスの音!
ううっ、買ってよかった。 |
「After Hours」
一瞬なんだけど、なんでアームもついてないテレであんな音出るの?
って所がある。 あとPU
セレクターを切り替える時の「カチッ」って音さえもがかっこいい。 |
「Five String Blues」
彼はワウ・ペダルが発明される前からギターのトーンのみでそれっぽいこと
をやっていたという記事が何かに載っていたが、この曲もそうなんだろうか?
だって、なんかこー「ペダル臭さ」が感じられないんですよ。
(ちなみにだからと言って彼が世界で始めてギターでワウをやった人か?
というのはわからないですよ)
まぁ、方法論はともかく、このギターが生きてしゃべっているかのような
ニュアンスを出せるってだけで もうグレート。
それ以外にも、例えば一回のピッキングだけで7音のフレーズを歌わせたりする
あたりもニクイところだ。
(今時のピッキングを省略してハンマリングやタップだけで音数増やす省エネ
ごまかし奏法とは違いますよ)
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「Thank You Load」
テレってこんなやさしい音も出せるぞ!の見本。 |
「Treat Her Right」
ほんとに彼のテレってアーム付いてんじゃないの?
と思わせるワザがまた出る。いったいどうやってんのかね? |
途中、全く別のギターに持ち替えたんじゃないの?って思うくらいに違う
トーン・キャラクターにしている所がたくさんある。
でも彼のことだから
多分同じテレ一本でやってるんだろーなー。 |
Danny Gatton同様、「最もグレートな無名ギタリスト」の称号(?)があったように、
彼は確かに一般受けは絶対無理でしょう。
筆者が思うにこのアルバムを聴いて
「すごい!」とわかる為には、最低以下の三つの条件が満たされていないときびしい
かもしれない。
(1)ギターリストである
(2)テレキャスというギターを深く知っている人
(3)「この時代には
まだこの奏法はなかった」という歴史的背景(*3)を押さえている人
では、これらの条件を満たしている人口を日本人に限って見てみよう:
まず(1)で「ギターを弾いた事がある」という人も数えれば、大体5百万人から
1千万人位だろうか?
その人達に(2)のフィルターを通すと約60人が残る。
(いきなり減ったぞ、おいっ!
そもそも(2)が控えているなら(1)はいらないだろっ!)
さらに厳しい(3)のハードルを超えられるのが20%だとすると・・・
答え = 12人 ーー> 一般受け? ふっ、ムリ
(*3) 歴史的背景はそのArtistを語るのに非常に重要だ。これはなにも音楽に限った
話ではない。
そーいえば、 あるおバカな評論家が
「Pink FloydのThe Division BellでDavid GilmourはU2のエッジを思わせるDelayを使った
フレーズを・・・」などと言っていたが、これ聞いたらGilmourさん怒りまっせ。
あの手の奏法はDavid Gilmourの方がずっと先にやってたってのっ!
弦:
Royのバンドのベース・プレイヤーによると、あまりメーカーにはこだわらずに
10 - 46 のセットを買ってきて 10 を 9
に交換して使ってたんだそうだ。 |
| 弦高はかなり高めにセットしていた |
レスポール弾こうがストラト弾こうが「彼らしい音」になってしまうそう。
やっぱ達人はこうでないと! |
78年か79年まではオリジナルPU。それからはBill
LawrenceのPUを
ネック・ブリッジ共に使用。「これほどいいPUは他にはない。しかも安い」
とみんなに説いて回ってたそう。

(1983 : Bill LawrenceがBillの家でRoyにあげたギター) |
todo_51
さんがYahoo Japanの掲示板に投稿したポストを転載させていただきました。
私の好きなアルバムはやはり1stで何と言っても「メシアが再び」これにつきます。
ここでやっているピッキングハーモニクス奏法、バイオリン奏法、オーバーフレット奏法
など当時はびっくりしました。テレキャスでこんな多彩な弾き方ができるなんて。
私のギターコレクションの中にもフリッツブラザース製作のロイ・ブキャナン・モデルがあります。
ロイ・ブキャナン・モデルには2種類あって、私が持っているのはソリッドタイプですが
もう一つシンラインタイプがあり、それを探しています。なかなか流通しないのが難点です。
ロイ・ブキャナンは最初米国のTVで特集番組が放映され(題は忘れましたが、
世界で一番グレイトな無名ギターリストとか)、それを見た有名ミュージシャンが彼の出演
しているライブハウスへ殺到したという話も聞いています。
ちなみにそのTVのビデオを海賊ビデオ屋で買いました。
クラプトンがツアーの時ウォークマンで熱心にロイのテープを聴いていたことは有名ですよね。
ロイのビデオをみているとジミヘンの曲をよくやっていますね。これは彼が個人的に
好きだったこともありますが、ロイのようなバーバンドをやっている人達は客に受ける曲を
やる必要にせまられてやっていたとも考えられると思います。
Roy BuchananのAmerican Axe: Live In 1974を買いました。
あれ???
SECOND ALBUMの時のあのグレートなテレキャスの音はどーなった?
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