Telecaster ・ Fenderのオタク的知識
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| デビュー当時はバカよばわり? Fenderは1950年シカゴ・コンベンションにおいてエスクワイヤーを展示。 世間からは次のようなコメントもあった: 板っきれ 弦つきトイレのシート カヌーのパドル(ボートをこぐやつですね) |
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| ブロードキャスター
==> テレキャスター ブロードキャスターという名前をテレキャスターに変更したのは、当時音楽業界で一流だったグレッチ社(FRED.GRETSCH Mfg.Co.) のドラムのシリーズ名に似たような名前 (Broadkaster) が使われていた為というのは有名な話。 スペルが違っていてもGRETSCH社はすでにBroadcaster という名前のTrademarkを所有していると RTEC (*1) へ1951年に申し立てた。 当時は弱小企業だったFenderはグレッチとけんかをしてもいいことはないと判断し、その頃大普及がはじまったテレビにあやかってテレキャスターと改名した。 ちなみにFenderは又どこかからイチャモンをつけられるのをおそれて、予めRTECにテレキャスターという名前で問題はないかを調べてもらった。 (*1) : RTEC (Radio & Television Equipment Co.) 初期 Fender ギターを実際に販売していた会社 今やGretschはFenderの子会社。 うーん、盛者必衰の理をあらわしちゃってますね。 |
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Bigsbyから見たFender
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| ぺぐ 1950年代圧倒的なシェアを誇っていたパーツ・メーカーといえばクルーソン (Kluson) 社。 当時はFender, Gibsonをはじめほとんどのギター・メーカーはクルーソン社製のペグを使用していたので、各社はペグの形状を変えることによって個性をだそうとしていた。 このペグは螺旋を切ってある所がブラス製だったこともあって、ガタつきが多かったのだが他にいいペグがなかったのでこれを使うしかなかったらしい。 (1967年 Fenderはクルーソン社をからシャーラー社(Schaller)のペグに変更した。) グローバー社 (Grover) がロトマチック・チューナーを開発してからは各社はみんなこれに乗り換えた。 (クルーソン社大ショック!=>倒産への道まっしぐら) その後は Schaller, Gotoh や Sperzels 等によって改良が加えられて、現在はどこもかなり精度が高いという。 オールドのコピーやビンテージ・モデルのリプレースメントとして使われる現在のクルーソン・タイプのペグ (*4) は、ブラスで弱かった所をSteelに変更し、ギアー比を 14対1 か 15対1 として (オリジナルは 12対1)より精度の高いチューニングができるように改良されている。 (*4) 「本家本元クルーソン社はもう存在しない」 と当サイトに書いておいたのだが、最近のパーツのカタログにはKlusonのチューナーが載ってます。 あれ?Klusonってとっくにつぶれたはずなのになんで? 調べたら、WD Music Products という楽器のパーツ会社が 70年代につぶれたKlusonの商標が再使用できるように なってからすぐにKlusonの名前を使用する権利を買って、 さらにオリジナルKlusonの設計図等も入手し、当時と全く同じ 工程で再生産しているんだそうだ。 うーん、なんか本物が復活したと言うよりは、 金儲けの為に全然違う所が名前だけ使っている みたいなんで、いまいちオリジナルといっていいのかどうかわからない存在だな。 |
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| ニトロセルロース・ラッカー エレクトリック・ギター界ではおそらく一番人気があるというニトロセルロース・ラッカー(硝酸繊維素ラッカー)。 1968年位までのオールド、現在の高級機種等に使用されている。何回も重ね塗りをしなければならず、 乾燥も遅いし研磨も大変だが、普通は(*2)ポリエステルやポリウレタンより塗装膜が薄いので 「ギターの鳴り」をあまり邪魔しないので良いとの事。 (*3) 年代と共に色褪せていく所もツウには魅力の一つ。 悪い事もあります。これって工場で結構有毒なガスを出すらしく、今はリイシュー等で使っているが、 いつアメリカのE.P.Aから使用禁止を言い渡されるかわからない状態だという。(*4) (=>現在のFender工場は最新の環境コントロールシステムがあるから多分OKでしょう) (*2) 最近の技術ではポリ系の方が塗膜を薄く出来る。 (*3) こう説明されると「その気」になって確かに良さそうだが、個人的に言わせてもらえば 「あんまり関係ないんじゃないの?」と言いたい。鳴るギターとそうでないやつは確かにあるが、 それはラッカー仕上げかどうかじゃなくて木の質とか造り、全体のバランスからくると思うんですけどね。 まぁ、すごく耳のいい人なら目つぶって聴いても「ふっ。キミのそれはラッカーの音だね、しかもニトロの。」 って言えるのかもしれないな。 (*4) ワシントン州では例えごく少量の使用でもすでに禁止されているそうです(2002年7月現在)。 でも、不思議なことにワシントンにある工房などに「ニトロで塗って」とお願いすると 「よっしゃぁー!」という所も何箇所かある。(?)
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| 非対象ヘッドのルーツとは? 歴史的に見てテレキャスの何が革新的だったかという話の一つに、多くの書籍やWebsiteが「片側一列に並んだ非対象ヘッド」と述べているが、上の「Bigsbyから見たFender」を見てわかるようにテレキャスが一番でない事は明らか。 じゃあ、Bigsbyが一番かって? ちっちっち、浅い! ・・・という訳でちょっと調べてみました:
なるほど、かなり多才な方とおみうけした。パガニーニの伴奏やるってだけでも絶対タダ者ではない。
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| スクリュー 日本の雑誌やカタログだけを信じれば、52年RIモデルはすべてマイナスのネジを使っているのが正しい。実際、筆者もそう思っていたから、エリック・クラプトンのテレキャス解説に「プラスだから変!」と書いてしまったのだが、マニアから「プラスもありでは?」との指摘を受けたので、調べてみました。
なるほど。では、これをふまえてオークションに出たクラプトンの52年を見ると、ほとんどプラスでマイナスは以下の所だけだ。
ほらね。最初の資料とぜんぜん違うでしょ?
本、資料、人によって言う事が違うし、本物のオールドも改造入ってるしで、こうなるともう本当のところなんて誰にもわからないですね。 |
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| CE
マーク Fender USAのギターを店で見た人は気づいたかもしれないが、ネックのジョイントプレートに「CE」というステッカーが貼ってありますね。 これは1996年1月1日からヨーロッパで電気製品を売るためにはなくてはならない物で、「体に安全です」とか「法に規定された規格に準じています」みたいな印なんだそうだ。 (96年ですよ。憶えておいて下さいよ。ここは出ますよ。って何に!?) |
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| ブリッジ・カバー
一部の変わり者以外には灰皿にするしかないというこのカバーは1983年の中頃まで存在していた。 現在はリイシュー位でしかお目にかかれないこのカバーだが、ここでリイシューのオーナーに調べてもらいたい事があります。まずどこかにしまっておいたブリッジ・カバーを探して、その裏面を見て下さい。50年代初期のモデルを正確に再現していると言うならここにハンダ、又はハンダの跡が付いていないと「ちっちっち」なのだ(*1)。 これは当時のカバーをメッキする時の作業の名残だそうで50年代中期以降はこのプロセスが変わった為に跡は見られないということだ。 では、そもそもこのカバーはなんのためにあったのか? 筆者も正解はわからないけど、あれってもしかしたらレオ君が外のノイズからPUを守るつもりで付けたのではないだろうか?だってテレってフロントPUにはカバーが付いているのにブリッジPUにはないですよね。 だからあのカバーを付けて初めてフロント、リアー共に完璧(?)なシールドが実現できると考えたって説はどうでしょうか? あと別の考え方としては、ギターの弾けないレオ君は「ブリッジに手をのせた時に弦がミュートされたら困るじゃないか!」と考えたという説はどうでしょう? これは初期ストラトにもトレモロブリッジの部分にカバーが付いていたことを考えるとありそうな話でしょ? ストラトのブリッジカバーは絶対ノイズシールドってつもりではないだろうし。 ま、どっちもただの推測なので別の考え方や真実はこうだ!みたいなのがあったらメール下さい。 (*1) 本物のオールド所持者の方でハンダが付いているぞという方、おめでとうございます、「銀のくちばし」が当たりましたね。という訳で実際にどの部分にどれだけの大きさで付いていたのか教えて下さい。えっ、なんでかって? だってこんな話聞いた以上、テレキャス弾きなら誰だってブリッジカバーと見れば正確な位置にハンダ落としておかないと気が済まないでしょう。(実際に使うことはないにしても)
さあ!みんな、池袋店へ走れ!
その後はわかっているね。
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| ジョージ
ハリソンのオール・ローズ テレ Let It Beのセッションで見られる彼のオール ローズ テレキャスターは 1968年にFenderが造った ローズ製ストラト、テレキャスの中の一本。 これはあのPhilip KubickiがR&D 部門で働いていた時に造ったギター。 George用にテレが一本、ジミヘン用にテレとストラトが一本づつ 造られた。(でもジミヘンには実際には渡されなかった) HendrixのギターよりもGeorgeのテレの方が納期が早かった 事もあって優先的に開発された。 元RTECの社長、当時のCBS FENDERのMarketing Departmentの責任者 Don Randallもこのギターの開発状況をやたら気にしていて何度も作業場に 見に来ていたそう。 ちなみにPhil KubickiはFenderをやめてから独立して Philip Kubicki Technologyという会社を始めて、カスタムギターやアコギ、 その他ボディやネック等のパーツを造っていました。その後は Factor™ Kubicki TechnologyであのFactor Bassを造っていますね。 68年はFenderがBeatlesにいくつかのギターや機材をあげたとされている 年だが、実際にはうわさほど多くの物はあげていないのだそうです。 Beatles解散後、GeorgeはこのギターをDelaney Bramlettにタダであげて しまいました。「おぉっ、さすが気前いいっ!」と思うのだが、Georgeはしばらく 後で「やっぱり返して」とお願いしたけど断られている所が少し情けない。 さて、このBramlett。タダでくれたGeorge本人にも返さないで、よほど気に入って いるのかと思ったら、98年に20万ドルでこのギターをオークションに出して ボロ儲けを狙ったりしていました。(しかもこれが売れなかった) あ、あのねー・・・ (Fender Japanってもうオールローズ造ってないですね。 って事は、あれって将来プレミア付きそうですね。) |
現行FenderのFinish
Fender USAのサイトのFAQより:
(1999年6月現在)
アメリカ製ビンテージ シリーズ :
ニトロセルローズ・ラッカー
アメリカ製その他 : ポリウレタン
カスタム・ショップ : なんでもあり
メキシコ製 : ポリウレタン
韓国製 : ポリウレタン
中国製 : ポリウレタン
日本製 : Body-ポリエステル Neck-ポリウレタン
GAS
用語のお勉強です。
GASって知ってますか? Guitar/Gear Acquisition Syndrome
の略で、要するに
「ギター・ギアーを買わないと気がすまない症候群」 の事だそうです。
プロ、アマ、コレクター等の区別なく一度感染すると治癒は非常に
難しく、
治ったかに見えても10年後に再発の恐れもあるという 難病ということだ。
で、これが発症する事を医学界ではGAS ATTACKと呼ぶ。
ちなみに女性でギターを弾く人は知っていても、この病気にかかった女性は見た事がない
はずです。女性ホルモン中に免疫となる成分があるのでは?との仮説が現在有力視されて
いるらしいです。
(そーいや女でコレクターってめったにいないなー・・)
Tadeo Gomez
氏の写真を入手しました!
T
彼はもうこの世にいないのだそうです。残念・・
(えっ?誰って?そーいう人はもういいです。)
よく見るとこのデカールってちょっと変?
黒枠と中のシルバーがずれてるんですけど・・

でも実はこれって本物です。
当時のプロセスはシルクスクリーン。違う色を印刷するには別のスクリーンを
セットし直さなければいけません。印刷業界で働く某氏の分析ではこれは
まずシルバー、次ぎに黒の順。次におそらく2コートのクリアーラッカーが
吹いてあるそうです。黒用スクリーンのセット時にずれてしまって
「ま、いっか」状態でそのまま使ったのでしょう。手動だと1ミリ位の
誤差はめずらしくないそうで、かえってちょっとくらいずれてた方が
本物っぽいという見方もあるんだそうです。
Flying V考察
(全然Fender/Tele関係じゃないけど。
っつーかギター関係の情報ですらないかも?)

「Flying V」でweb検索してたら面白情報がありました。
なんか「Flying V」ってのはギターの固有名詞じゃないみたい?
でも回りのアメリカ人に聞いても
「Flying V? いったいなんだい、それは?」
・・・だから、よほどの愛鳥家か学者じゃないと知らない言葉らしい。
ギターとはあまり関係ないかもしれないですが、一応知っていれば
プレイをする上で何かの参考になると思います。
(ほら、例えばアドリブのフレーズに詰まった時このコラムを思い出せばきっと役に立つはず)
で、いくつかのサイトを見て学んだ要点はこんな感じ:
| Flying V グースや他の鳥の群れは何故Vの形になって飛ぶのか? 昔はこのフォームだと全員が敵を監視し易いから等とも考えられてきたが、後の研究で 「この形で飛ぶと一番ラクに飛べる」という事実が発見された。 全体が大きな一つの翼のように働いて風が流れるので、例えば25匹がFlying Vで飛べば 一匹で旅をする時よりも最高で70%も遠くまで行ける もし、あるグースがV フォーメーションからはずれたら、そのグースはすぐに 「うっ!ツライ!」 と感じるのですぐに正しいポジションに戻る 一番先頭のグースはVの正確な頂点よりは少しさがった位置にいるため 思ったよりは疲れない (なんで?) 先頭のグースが疲れたらローテーションして他のグースと変わる。 先頭は責任のある仕事だが、別に「群れのボス」がいつも先頭という訳ではない ===で、ここからが感動です=== ペースが乱れた時、後ろのグース達は前のグース達を元気づけるために鳴く。 この鳴き声の意味は人間社会にあるような、トロい車に向かって 「はよ行けや、ボケッ!」 と言うクラクションとは違い、あくまでも元気づけるための意味らしい。 (どうしてわかるの?) もし一匹が疲れたか病気になって落ちていく時、群れから二匹が一緒に付いていって 面倒を見てあげる。その二匹は落ちたグースが再び飛べるようになるまで、もしくは 死ぬまでずっと行動を共にする。そして再び飛ぶ時は、自分達の群れに追いつくまで 他の群れのFlying Vに入れてもらう事もある |

カナディアン・グースはNew Yorkにはたくさんいます。いつも
「何も考えないで芝生とか雑草ばかり食ってるやつら」
だと思ってたけど、
なんか「助け合い」とか「思いやり」といった、人として見習うべき所がたくさんある
愛すべき生き物だったのね・・
そんなこんなで結論:
以上の事から明らかなように
Flying Vってギターはメタルよりはむしろ癒し系の音楽に向いている!!