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偶然スティーヴィー・レイ・ヴォーンみたいな配色になったので、
この際だから彼のギターをリアルに再現してみるぞ。
難易度高そうだからレリックの修行にはちょうど良いしね。
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えぇー? 今までアーティストモデルの複製を人から頼まれる度に
「面倒臭いから嫌」
って断ってたじゃないですか |
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ふっ、
フレキシブルにクネクネ曲がる所が私の信念の良い所なのだ |
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違う。それは私が知っている「信念」とは少し違う・・ |
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すでにスティーヴィーの担当ギター・テックが
「オーマイガーッ!!間違えたーっっ!!」
と失敗してボディを削ってしまった部分も再現したから、
もう後戻りは出来ないのだ。 |
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失敗だったのならわざわざ再現しない方が良かったのでは・・? |
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で、次は塗装の剥がれ具合を決める設計図を作るのだ。
ここで問題なのは、見つかる写真はどれも小さかったり斜めから撮ってたりで、
真正面からギターだけを撮った高解像度の写真が無いという事だ。 |
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まあ、無いでしょうね。そんなコアな写真集。 |
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だから、いくつかスケッチをして平均的な線を決定するという手法でいくぞ。 |
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え?それってどうやるんですか? |
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まず、現在のと昔のギターの写真から剥がれパターンをそれぞれ別に
スケッチする。「きっと正面から見たらこんな感じだったんだろーなー」と
想像しながらね。
で、その二つのパターンを比べてつじつまが合うように少しづつ書き直して
いくんだ。 |
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はあ? |
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だからー、 |
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塗装の剥がれっていうのは引き算だから、
たとえば1枚のスケッチがこんな絵で

それより前の時代のをこう描いたとする。

この二つを重ねてみると、この部分は使っているうちに剥がれた箇所と
考えれば説明が付く訳だが

こっちの部分は自分の絵がヘタだったために
「明らかに間違えている場所」という事がわかるのだ。

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うん、なるほど。
でもその方法だと間違いがあるって分かっても、どっちの絵がどの位
間違えてるのかはわからないですよ。 |
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まあ、そこは何枚も写真を見て考察を重ねていくしかないだろうな。 |
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「考察を重ねる」って言っても・・・・ギターの汚れのですよね・・ |
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なんかなー・・もっと意味のある物を重ねましょうよ・・ |
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