*** Bodyを選ぶ
Fender
純正のFender replacement bodyは(neckも)laser engraving があるためFenderのBodyを
使って完璧なレプリカを造るってのは無理です。形もVintageのとは違うし。(本家なのにー・・)
WarmothのBodyのシェイプはオリジナルとは違うからVintageの正確な再現を目指すならNG。
USAカスタムギターズ(USACG)
ストラトBody:
TCTGPが扱っているUSACGのストラトBodyの形状は1954年のギターを3Dスキャンした完全コピーです。
(コントロールキャビティはピックガードを新旧選べるようにこぶ付き60年代バージョンだけど)
ストラトのボディはVintage PRE-CBS時代はずっとこの形で
個体差と呼べる形状のバラつき以外の
仕様変更はなかったので、ストラトなら迷わずここのでOKでしょう。
実際、米国でレリックサービスを
やってる人達の多くがUSACGか下のミュージクラフト製のを推薦しています。
Tele Body:
USACGのテレは1953年のBlueprint を元に造ってあるので全体の形は正確。エッジの丸め具合まで
そっくりに再現してます。ただし初期
オリジナルでは不正確だったネックポケット加工はCNCで正確に
直されています。
(その意味ではここを正確にしちゃったら不正確になっちゃうのかな?)
ミュージクラフトFenderライセンスパーツ
ストラトBody:
ストラトのボディは65年と75年バージョンがあります。こちらも3Dスキャンをした完全コピー物。
65年のやつは個人的に持ってます。USACGのが50年代から60年初期の形状なのに対して、
ミュージクラフトのは少し(ホンの少しよ。普通の人は違いがわからないかも)コンタード加工が
小さくなって来た「いかにも平均的な60年代中期」といった形をしています。
ところで75年バージョンってどんな人が買うんでしょう??
Tele Body:
もし初期テレキャスの完全レプリカを目指すなら筆者に問い合わせてみて。
不正確なネックポケット、ホーン部の不自然な「こぶ」等まで再現してあるライセンスパーツを
オーダーしてあげます。
*** で次はNeckを選ぶ :
Neckのプロファイルはバリエーションとか個体差がありすぎて何を目指せばいいのかなんてわからないですね。
個人的には57年あたりの
「幅が狭い + Rがきつい+Vネック」
は弾きにくいから、ヘッドの形が許せる範囲の物であれば細かいスペックは自分が弾きやすいのがいいです。
Playability
を犠牲にしてまで「それっぽい」ギターを造るってのもどうかと思うし・・・
ま、こだわる人はここもトコトン行って下さい。別に私は止めませんから。
Licensed by Fenderのネックは何社か存在するけど、
「Licensed by Fender to insure quality and
accuracy」とか言っているのは宣伝文句なので
本気にしないように。単にFenderに金を納めればLicensed by Fenderを語れるようです。
中にはクォリティに問題のあるメーカーも存在するので注意しましょう。
・・という訳で、そこら辺に売ってる量産ネックと自由にオプション指定が出来ない製品は
対象外として話を進めます。
TCTGPミュージクラフトのネックは12フレットの
ドット幅はもちろん、スカンクストライプの長さ、
幅、年代別ヘッドの微妙な形、ラウンド貼り指板、etc・・
など他のどのメーカーも気にしないような所まで
再現しようという意気込みが感じられます。
「最高級品質」が売りのUSACGを使いたいって人は、
US-2のヘッドならば割りと簡単にストラトと同じ形に
改造出来ます。
私が昔オーダーしたようなパドルヘッドのネック(写真右)
を造ってもらって自分で目指すシェイプに削るって手も
あります。
微妙に気になるWarmothのヘッド形状とネックポケット部
にある焼印が気にならないって人はWarmothでもOK
オプション指定が出来てお勧めできるのはこの3社かな?
他には知らないです。
「ここのはダメよ」っていうのは何社かあるけど、
書くと問題になりそうだから止めておきます。 |

USACG製のパドルヘッド ネック |
あー、そうそう。見た目だけじゃなくて音もVintageを狙うつもりなら
トラスロッドのオプションでVintage Single Actingを選ばないとダメですよ。
Double Actingだと気のせいじゃなく、実際判るくらいに音が変わって来るんで。
*** その他のエイジドパーツ :
http://www.fatboyguitars.co.uk/
ここのエイジドギターは「ニセ物ばればれ」だけどピックアップカバーとかノブのパーツ
に関してはすごく良いです。ベークライトのPUカバーなんかもあるし
*** Finish :
ハッキリ言ってfinishはGuitar造りとは全く別の才能と修練が必要で、この事は
エイジド加工の話を抜きにしても言えます。大昔から現代にかけて超一流のルシアーでも
塗装は専門化にお願いするってパターンが珍しくないのも簡単に納得出来るくらいに
塗装の世界は深いです。
玄々化学工業株式会社
ギターに使えるニトロラッカーを扱っています。
The Guitar ReRanch
ニトロラッカーで塗るビルダーならここを知らなきゃモグリってくらい有名。
ここのBill氏があらゆる種類のニトロを研究した上で、ギターに最適な塗料を自ら
調合して販売しています。日本からラッカー塗料を買うのは難しいので、
仕入れの対象にはならないと思いますが、ここのBasic Finishingという
セクションは目を通しておくと良いです。
Kiwi Shoe Polish brown
今持ってるポリフィニッシュのギターをtint/shadeする時のオプション。
ラッカーのギターにも使えます。
アメリカのごく普通のスーパーで売ってる単なる靴墨です。
ポリ塗装を全部はがして全て塗りなおす時間と根性、技術、場所、金がない人へ。
成分としては色付きWAX塗料に限りなく近いので靴墨だからといって馬鹿に
してはいけません。
約2名のレポートが改造Reportにあるんで見て下さい。
「靴墨? んなバカな!?」
って最初は誰でも思うんだけど、やってみたら
「おーまいがっ!もう完璧さ!」
ってなってしまう話をもう数え切れないくらいWebで見てます。
個人的にも試して見ました。確かに塗るのは簡単で色も少しづつshade
していくからこれで失敗する人はまずいないでしょう。
改造Reportのページに筆者のKiwi Shoe Polish使用レポートを載せました。
読んでわかるように私はこの手法に賛成してないんだけど、これでも
大満足って人はすっごく多いみたい・・・ くっ・・もうどうでもいいや!
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Repairing & Duplicating Vintage Finishes (VHS Video)
StewMacのVideoです。
Vintageっぽいパーツの作成方法をスライド形式で解説しているギタービルダー用の
ビデオ。擦り切れて汚れたメイプル指板の造り方はタメになります。
でもクラッキングの再現に関しては「しろうとを感心させるには十分」って程度で
クォリティ的にはFenderのレリックとたいして変わらないです。
(もしかしてこのビデオってもう売ってないか?StewMacのサイトに最近見あたらないし・・)
*** デカールLogo :
どーしてもFenderって書いてないとイヤって人は
eBayでしょっちゅう違法Fenderロゴ売ってます。いくつかの年代、モデルが
そろっているけど、鑑定には耐えない偽物バレバレってのが多いので注意。
(っつーか、こんなのを買おうって人の方が要注意人物)
この手の法律は国によって違うらしいけど、実際のとこどうなんでしょうね?
ロゴ貼って本物のFenderと偽って売ったら絶対ヤバいだろうけど、
自分のギターに貼って喜んでいるだけならOKなんでしょうか?
ここで扱ってるってTCTの掲示板で教えてもらいました。
http://kerry-green.remade.jp/HOME/home.html
ここにもあります
http://www.thedecalshop.co.uk/fenderstrat.html
(でも、ここのよりは上のKerry Greenの方がリアルに見えるか?)
ロゴを自分でデザインして自分で造るぞって人は、とりあえずここを見て:
デカールを造ってみる
projectguitar.comのMaking
a Custom Logoなんかもタメになる。
普通のプリンターしか持ってなくても金や銀のデカールって造れるんですね。
*** その他の資料 :
レリック道を歩むなら、まずはここを読むべき;
www.provide.net/~cfh/fender.html
高いけどこれは一家に一冊は欲しいかも;
www.theblackguardbook.com/
BlackGuardに限らず、さらにその後のテレとか、ストラト編なんてのも
将来売ってくれると嬉しいんですけどね。
でもこの本って「贋作家に資料を提供してしまう」って意見もあったりします。
えっ?私? 私は別に贋作家を目指している訳ではありません!
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