STETSBAR

Stets Machine CompanyはNew Yorkにある会社で、ここの
Eric Stetsはこのユニットの構想・開発に14年かかったと言ってました。
Gibson系のTune-O-maticブリッジとストップテイルピースのギターならばボディの
改造無しで30分かそこらで取り付けが可能というのも売りの一つ。
(でも、Ericによれば基本的なギターのセットアップがちゃんと出来ない人は
プロのギター・テックにお願いした方がいいとの事。まあ、この手のパーツは
「付ける」事は誰でも出来るけど正しくセットアップしないと本来の性能が
出せないから当然ですね)
UP/Down可能なアームはセンター・マウントなのでユニットの安定感も期待出来そう。
Focusのギターリストのヤン・アッカーマン(*1)も最近これがお気に入りで、
すでに3本のギターにインストールしています。他にも超大物や売れっ子が使って
いるのだけれど、どこかのメーカーのしょーもない契約のおかげでEricは
Stetsbarの宣伝に彼等の名前を出せないって嘆いていました・・・
(全く同じ困った事が筆者のカスタム・ギター・ブランド Yajima
String Worksにも起っています。
なんで大きなメーカーってミュージシャンに好きな楽器を好きな所で
使う事を規制するかなー・・?? 契約なんかで縛らないで良い物を造って
製品で勝負すればいいのに・・・って個人的なグチでした)

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それにしてもこのユニット、見た目がカッコいいなーって思ってたら、Ericは正確な作動としっかりとした操作性、そして自然なアーミング・アクションと効きを十分に考慮しつつ、さらにGibsonの美しいデザインを損ねることの無いように注意したのだそうです。
やっぱ「見た目」は重要ですね!
既に米国やヨーロッパのギター雑誌でもレビューされていて高い評価を得ています。
唯一のネガティブな指摘は「ちょっと値段が高い」って所だけでした。 |
ところで、ある雑誌のレビューでは;
アームの効き幅はフロイドローズみたいなダイブ感は皆無で
ストラトよりももっと微妙な控えめ目でかなりスムーズなBigsby系の効き。
得意とする所はコード音にセンシティブな揺らぎを与えるといった使い方。 |
・・とレポートされているのですが、Ericによるとこれは大間違い。
アームの効きはBigsbyのそれよりは遥かにレンジが広く、「正しく」セットアップ
されていれば.042のLow E Stringならば1オクターブ以上ダウンし、アップでは5度位。
そしてそれでもチューニングが狂わないとの事です。

そして何と言ってもテレキャス用モデルもある所が偉い!

テレ用のマニュアルによればVintageタイプとモダーンタイプのブリッジプレートの両方に
対応するために、取り付け用の穴が2セットあります。まあ、実際はテレキャスの
場合、メーカーやモデルの違いで既存の穴にピッタリはまらない可能性もあるでしょうね。
その場合は当然ボディの改造が必要になります。
あと、ブリッジがオリジナルより高くなるのでネックに角度を付けるためのテーパー型の
シムが付属します。
(って事はテレ用ユニットの方がインストールの難易度が高いみたいですね) |
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Stetsbar
(*1)
ヤン・アッカーマンはクラッシックとJazzとを混ぜたようなプログレ・バンド「Focus」
のギターリスト。彼のプレイを聞いた事が無いギター弾きはハッキリ言って不幸です。
そー言えば昔リッチー・ブラックモアが
「天才と言えるのはJeff Beckとヤン・アッカーマンだけ」
みたいな事を言ってたな・・
ちなみに
「あー、Focusってバンドね。知ってる知ってる。Hocus pocusって曲でしょ?」
って人が多いんだけど、あの曲は単にヨーデルが珍しいから一般ウケしたってだけで、
あの曲でFocusのイメージを決めたら大間違いですよ。
それはまるでYESを「Owner of a lonly heart」で語るくらい間違っています!!
あなたもギター弾きならば生きている間にFocusの昔のライブ
「At the Rainbow」
を聴きましょう!
(最近出ている再結成のDVDのライブはちょっと???な演奏だったけど・・)
なんか話がおもいっきり脱線した来たような・・
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